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3月19日

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福島の原子力発電所の事故が取り返しのつかない事態に陥り、何らかの対処ができない限り、何十年も周囲に放射能をまき散らし続け、

東日本は人の住むことのできない壊滅的な土地と化してしまうのかもしれません。

いくら日本が老いたる国に向かっているとはいえ、この凋落のシナリオは受け入れがたいものです。

老いて多少貧しくなるのは仕方がないとしても、歴史と文化のある土地が生物の住めない荒廃した世界に変わってしまい、温暖な気候の

四季の移ろいの表情の豊かさに心を躍らせるような自然の恵みすら、この地域からは(どのくらいの面積になるかは不明)奪われてしまうのでしょうか。

 

危険を承知で現場に残って対処されている方々がいらっしゃることは、唯一の希望でありますが、

もし外壁がなくなる前に対処ができれば、ずいぶん状況は楽なものだったろう、と思ってしまうものの、歴史に“もし”を言うは易く行うは難し、でしょうか。

 

ただ、東京電力や原子力安全保安院(この組織はいったい何の役にたっているのでしょう?ヘラヘラと薄笑いしながら会見する姿に私の怒りは・・)に

何とかできるアイディアや力がないのなら、世界に借りをつくってでも知恵をいただき、核反応を鎮静化して何らかの形で密封する方法を

なんとか導きだしてほしいものです。

 

「火や水は人に恵みを与えもするが、大きすぎる火や水は人を滅ぼす。」というような意味の言葉はどこで聞いたのだろう?思いだせない。